ドローンを手に入れて、空を自由に飛行させたい!そんな方も多いのではないでしょうか。
しかし、ドローンを飛ばす前に、必ず行わなければならない手続きがあります。
それは、国土交通省(ドローン情報基盤システム)への機体登録とリモートIDの設定です。
これらの手続きを行うことで、安全にドローンを楽しむことができます。
機体登録とリモートIDについて
例えば、一般的に自動車は、取り付けられたナンバープレートによって、その車の登録情報などを確認することができます。
ドローンも同様で、機体に直接記載する登録番号と、電波で情報を発信するリモートIDの2種類の識別情報が義務付けられています。
登録番号は、ドローン本体に貼付されたステッカーなどで確認できますが、遠方や夜間など、目視での確認が難しい場合もあります。
そこで、リモートIDがドローンの位置情報や飛行高度などをリアルタイムで送信し、地上にある受信機やスマートフォンアプリで受信することで、ドローンの飛行状況をリアルタイムで把握できるようになります。
これにより、ドローンの飛行状況を監視し、安全な飛行を確保することが可能になります。
自動車とドローンの登録時期の違い
自動車の登録手続きは、購入時に販売店が代行して行うので購入と同時に登録が完了します。
一方、ドローンの場合は、購入後にユーザーご自身で登録手続きを行う必要があります。
100グラム未満の小型ドローンであれば、特別な手続きなしに趣味として楽しめますが、それ以上の重量のドローンを購入する場合は、飛行させる前にいくつかの手続きが必要になることを考慮して購入を検討する必要があります。
ネットで誰でも簡単に購入できるのに、そんな制度を知らずにドローンを飛行させてしまう人もいるんじゃないかな?
その通り。ドローンの規制に関する情報の普及は、確かにまだ限られた範囲でしか行われていない場合が多いです。SNSなどのプラットフォームを活用して、より幅広い層に情報提供を行う必要があると思います。
無人航空機登録ポータルサイト
ドローン情報基盤システムのアカウントを作成することから始まる手続きは、ドローンを安全に操作するための初歩的なステップです。
無人航空機ポータルサイトでは、初心者でも理解しやすいように登録手順が詳しく説明されています。ぜひこの情報を活用して、設定作業を進めてください。